舟入の井戸&青地蔵
由緒・余聞
< 舟入の井戸 > ・大島川に架かる最初の橋を四尋山側に渡ると、この井戸がある。 ・年代等はっきりしないが、江戸中期(1670年代)当時の初代鴨方幡主 池田政信の手で行われた西大島古新田の干拓が 始まった頃には既にこの井戸はあったのでは ...。 ・享保16年(1731)鳥越新兵衛氏が西大島新田を造り上げるまでここは舟の出入りが盛んで、この井戸は当時の舟乗り 達の水取り場であったようだ ...。 ・最近(上水道が完備)まで土手尻集落の人達にとっては貴重な生活井戸でもあった。 < 青地蔵と道標 > ・青地蔵建立時期:宝暦11月10月(1761)となっているが、一方では元禄年間と言う説もある。 ・道標建立時期 :碑には大正8年 施主は本村 服部盛正氏となっており、金崎橋の道標と同時期のものと思われる。 ・青地蔵は自然石(黒岩の閃緑岩)で水に濡れると青く光る不思議な石。(碑には南無大師遍照金剛と彫られている) ・道標は道路改良等で大部分が埋もれており、彫文字は解読不明な部分があるが、「右 入江新田・横島」「左 大島中・寄島」 などは解読できる。 |
由緒・余聞
< 舟入の井戸 > ・大島川に架かる最初の橋を四尋山側に渡ると、この井戸がある。 ・年代等はっきりしないが、江戸中期(1670年代)当時の初代鴨方藩主 池田政信の手で行われた西大島古新田の干拓が始まった頃には既にこの井戸はあったのでは...。 ・享保16年(1731)鳥越新兵衛氏が西大島新田を造り上げるまで、ここは舟の出入りが盛んで、この井戸は当時の舟乗り達の水取り場であったようだ。 ・また最近(上水道が完備)まで土手尻集落の人達にとっては貴重な生活井戸でもあった。 <青地蔵と道標> ・青地蔵建立時期は宝暦11月10月となっている。一方では元禄年間と言う説もある。 ・道標建立時期は大正8年施主は本村服部盛正氏となっており、金崎橋の道標と同時期のものと思われる。 ・青地蔵は自然石(黒岩の閃緑岩)で水に濡れると青く光る不思議な石。 ・碑には、南無大師遍照金剛と彫られている。 ・道標は道路改良等で大部分が埋もれており、彫文字は解読不明な部分があるが、「右 入江新田・横島」「左大島中・寄島」などは解読できる。 |